【読解学習の中断!(其の二:手応えを感じないモヤモヤの正体)】

前回は、国語の読解学習に関する1年3ヶ月での手応えのなさについて書きました。

色々と分析した結果、手応えが無かった理由が少しわかった気がしたので、今回はこのモヤモヤの正体について書いてみようと思います。

基礎は大事

スポーツでも勉強でも基礎練習が大事であることは言わずもがな。
ただし国語の場合、その基礎学習の内容や方法がイマイチわからないという人は多いと思います。私もそうです。特に昔だと「国語はセンス」「国語は読書量」「女子の方が強い」といった話で片づけられることも多ったと思います。「国語は読書量」という話で片づけられると読書嫌いの子は行き場を失うしかなく、「国語はセンス」と言われれば、苦手な時点で諦めるか、塾や親から与えられる読解問題をハムスターよろしく、ひたすらこなしていくしかありませんでした。わりと昔はこういう風潮だったような気がします。なお私もそうでした。

しかし今は、他教科ほどはクッキリハッキリとはしないまでも、「国語は論理」というような話を含め、ある程度多くの人が納得できるような国語への向き合い方が様々に示されています。昔と違って読解の基礎というものが、ある程度明確になっているので、教える側としては非常に助かります。
国語の読解における基礎の内容や重要性については方々で語られているので、今の時代ならば、適切に教えることが出来れば、そこまで路頭に迷うことはないのかもしれません。

そう、適切に教えることが出来れば。

理論と実践の乖離

私の場合、いざ1年生の「はじめての論理国語」「論理エンジンJr」「論理エンジン」といった教材を使って、読解の家庭学習を進めてみると、理論と実践の乖離の大きさに戸惑いました。その戸惑いについては前回の記事の通りです。
本で納得したことを実践してみると、その納得した内容を適切に伝えることが出来ている気がしませんでした。そんな風にモヤモヤを抱きつつ、これまでずっと打開策が見つからないまま1年3ヶ月が過ぎてしまいました。
論理国語で有名な出口汪先生や福嶋隆史先生の著書も何度となく読み返しましたが、内容には大変共感できるし、今すぐにでもこの理解した内容を娘に伝えていきたいと思うのですが、やはり「はじめての論理国語」「論理エンジンJr」「論理エンジン」を使って教えていても違和感が拭えませんでした。
まずいまずいと焦るばかりだったので、とにかく回答をよく読んで丁寧に教えるということだけを考えていました。これはもう単純に教えていて不安なだけで「とにかく丁寧に」と言っているにすぎません。

【出口汪先生の著書】
2歳から12歳の脳がグングン育つ!論理の力子どもの頭がグンと良くなる!国語の力国語が変わる国語と英語のカリスマ教師が教える AI時代の読む力

【福嶋隆史先生の著書】
「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前!ふくしま式 難関校に合格する子の「国語読解力」

モヤが晴れる気配がする

そんなモヤモヤした気持ちを抱えたまま「はじめての論理国語」「論理エンジンJr」「論理エンジン」の1年生の教材をやり終えて、先月末、次にやるべきことを思案していました。
そこで、もう一度「はじめての論理国語 1年生レベル」に立ち返ろうと思い、先月末(6月末)に真新しい教材を買いに行きました。
その時にふと、やっぱり次の学年に移っても良いのではなかなあと思い「2年生レベル」を手に取ってみました。内容的には「1年生レベル」とあまり変わらず、難易度もそこまで変わりませんでした。今の娘でも、それなりに進める事が出来そうだなというのが正直な感想でした。
それで「じゃあ3年生レベルならどうなのかな」と思って手に取ると、ここで気づいたのは、「小1レベル」で出てきた内容からの繋がりです。当たり前と言えば当たり前ですが、徐々に形を変えて、いわゆる高学年でやるような内容に近づいていました。ここでなんとなく「あれ」っと感じるものがありました。
そこで今度は、一足飛びに「小6レベル」の教材を手に取ってみてみました。そこには、いわゆる高学年らしい文章と問題が書かれているのですが、例えば「イコールの関係(具体と抽象)」についての単元を見てみると「小1レベル」で出てきた内容が活かされている様が描かれていました。
そこで今度は、「イコールの関係(具体と抽象)」という単元について、小6から小1へだんだん遡って読んでいくと「小1レベル」の内容がどのように活きていくのかが見えてきました。

ここで初めて、これまでのもやもやの正体が何なのかが見え始めました。
それは「1年生レベルの内容が高学年で扱う読解学習にどのように活きてくるのかが体験的に見えていないこと」だとわかりました。

そこから「小1レベル」から「小6レベル」まで通貫して読めば、国語の教え方がわかるのではないかと、ようやくモヤモヤが晴れる気配を感じました。

次回:小1の教材に取組む(主語:博士が)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です