読書習慣がつかないという立ち話

公文待合所の光景

娘が公文に通うようになって、私が週2回夕方、娘を送り迎えするようにしています。
教室には待合所があるのですが、そこには毎回数人のお母さん方がお子さんを待っておられます。
待っている間、皆さん何をしているかというと95%スマホを見ています。
しかも子どもの入室から退出まで長時間画面から目を離しません。
全員がマスクしてスマホの画面を見続けるという光景は結構異様です。。

残り5%はというと知り合い同士のお母さん方が世間話に花を咲かせている感じです。
面白そうな話をしている際、私は読書をしているフリしてブログネタがないか何か役立つ情報がないか耳をそばだてて聞いています。

「読書しないのよねえ」

そんな中、最近聞こえてきた話題で「うちの娘、読書しないのよねえ」というものがありました。
よくよく話を聞いていると、読書に興味の無いお子さんに対して読書を課そう課そうと仕向けている様子が伺えました。
正直言って、テレビやゲームや他のオモチャに加えて、近年のようにスマホやタブレットなどの刺激的な娯楽に囲まれた環境下では、いくら勧奨しても読書なんてしないだろうなと思って聞いていました。

そのような話の一方で、このお母さん方も冒頭の話の例に漏れず、一人の時には来てから帰るまでずっとスマホを眺めていました。
スマホを長時間眺めることそれ自体が悪いなどとは全く思いませんが、子どもに読書を課そうとするならば、せめて公文から戻ってきた時くらいは、読書している姿勢くらいは見せてもいいんじゃないかなあとは思いました。仮に家でも、お子さんがお母さんの読書の姿よりスマホを眺めている姿を長く見ているとすると、お子さんにとっては自分だけ読書をするように言われるのは腑に落ちないだろうなとちょっと可哀そうになりました。

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