1年生の漢字の「書き」

あと5日で覚え終わる

少し前から1年生の漢字の書きを覚えさせています。
数日前から熟語を覚えさせていますが、1日5分程度で済ませています。
これであと5日程で一旦完成する予定です。
読む方はもともと完成していたので短時間で済んでいるのですが、そもそも1年生の漢字だけで構成される熟語の数なんてしれています。だからこれくらいのペースで終わらないと先が思いやられます。

熟語数は80・160・200・202・193・191に比例ではない

各学年で出てくる漢字は、前の学年の漢字と掛け合わせた熟語も発生するので、学年が上がるにつれて単純に覚えなければならない熟語の数が指数関数的に増えます。
1年生は80字の掛け合わせで済みますが、2年生では160字の掛け合わせではなく240字の掛け合わせから1年生の80字の掛け合わせ分を引いた量、6年生は1026字の掛け合わせから5年生までの掛け合わせを引いた量です。
1年生で習った漢字が6年生の漢字と掛け合わさらると「上」ひとつとっても「机上」「上巻」「上皇」「上段」「至上」「上座」とパッと思いつくだけでも二次熟語でこんなにあります。

中学受験では漢字と計算は早めに取組んでおく方がいいということはよく言われます。
計算の方は各学年で出てくる内容を順次抑えるだけでいいのですが、漢字は各学年で80・160・200・202・193・191だなあと単純に考えて計画すると徐々に計画が破綻します。
もし年長や1年生の親御さんで漢字の勉強が初期、あるいはまだ始めていないという方がおられたら、一度1年生の漢字ドリルと高学年のドリルを見比べていただいた方が良いと思います。まあまあ焦ると思います。

年長さんで漢字を学習する場合には、鉛筆を持って書くための持久力が備わっていない可能性も考慮してあげた方が良いと個人的には思っています。そういうこともあって我が家では年長の間は「書き」は基本的にやっていません。
我が家の場合は、読書の幅を広げたいということが「書き」を後回しにしている一番の理由ですが、この運筆力の未発達も理由の一つです。4月生まれのお子さんなどは、運筆力については当てはまらない場合もあるかもしれませんので、そのあたりは各ご家庭での判断になると思います。
いずれにしても漢字は割と早く始めた方が良いと思います。中学受験では日常ではなかなか使わないような熟語も本文に登場しますし、書き取り問題でも平然と出てきます。
漢字と計算は早くマスターしても、マスター後にも有用でロスが少ないので、他の分野に比べると安心して取組めます。

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