3つの先取学習方針

娘(年長の期間)の先取学習方針

年長さんの間の娘に対する先取学習方針は3つあります。重要だと考えている順に書きます。

(1)日常の中で娘が勉強と思わないような形で、自然と先取りが出来ている状況を多く作ること。

(2)学習内容の優先順位として高いのは、日常生活の中でレバレッジがかかりやすいもの。

(3)娘の体力・集中力に合わせて、算数と国語を無理のない程度に計画。

各方針についての考え方

(1)日常生活の中で自然と先取り

先取学習は、机についてやる内容だけが対象ではありません。
机について勉強する国語や算数の一部の内容は、日常生活を通じて習得することもできますし、理科や社会も日常生活を通じて習得する内容は多くあります。

読書、時計、お金などは、親が意識しさえすれば、誰でも共通して日常で教えることが出来る先取りです。我が家ならば、プリキュアを利用した都道府県や星座を学ぶことや植物を育てるということもこの一環です。

しかしこれらのことも親が常に意識していないと、川の水のように流れて行ってしまいます。日々の子供の言動に注意を払うことが重要です。

(2)レバレッジのかかりやすさ

学んだことが普段の生活で使われると、レバレッジがかかって労せず定着しやすくなります。

漢字を例にとります。未就学児の場合、小学生に比べると、漢字は書くことよりも読むことの方が頻度は高くなります。その為、漢字の読み書きのうち、読みはレバレッジがかかりやすいですが、書きはレバレッジがかかりにくいと思います。

もちろん漢字の書き方を覚えることで子供が漢字を使って文を書くことに魅力が見いだせるような状況になれば最高ですが、多くはそうはならないと私は思います。

書きは、学校で強制的に使用を余儀なくされる状況があった方がレバレッジはかかりやすいと思うので、我が家での年長時の漢字学習は、読みを先行して、書きは1年生程度のものまで書ければいいと思っています。

ただし、日常でよく書く漢字、例えば名前・住所・漢数字・etc…についは都度教えながら書かせています。

ちなみに都道府県、計算以外の算数の分野なども同じ考えで、レバレッジ分野は先取しています。

(3)体力と集中力に無理をきたさない

基本的に年長さんの期間の先取学習は、学習習慣をつけることがメインとして考えています。年長の間は特にここまでやるという目標は持っていません。一方、3年生の末までに何をどこまで持って行きたいという願いは、結構明確にあります。そういう意味では、年長時に進めることが出来た分量は、1~3年生時に先取りするはずだった分量の一部を年長児に終えることが出来てラッキーだという感じで考えています。
4月に試してみた1日朝夕夜3回(各5~10分)のカリキュラムは、ちょっと厳しいかなと当初は思っていたのですが、たまたま無理なく集中出来る丁度いい配分だったようで、運よく学習習慣づけには適当な負荷でした。
しばらくはこのペースでやっていって、ここから時間を増やせるのか減らした方がいいのかなど、じっくりと見ていきたいと思います。

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