天上人の戦い「頭脳王」
年に1度、中学受験をする親と子が絶対に見なければならない番組といえば?
そう、正解は「頭脳王」ですね。
いやはや、相変わらずすごい人たちです。
京大主席という肩書さえ完全に無色透明と化す恐ろしい番組です。
視聴者は完全に置いてけぼりで、ただただ「なんかわからんがスゲー」と感嘆するだけの番組です。
私は昨日、河野玄斗君の副音声的生配信を聞きながら見ました。
娘と妻は今日、録画を見ました。
娘がパラグアイの裏面のデザインを知っていて博士撃沈
見ている中で国旗の問題が出ていました。
ドミニカ国とパラグアイの問題ですね。
この問題だけは娘も参加出来ました。
娘はわりと国旗を知っているので、どちらの国旗も知っていましたが、すごかったのがパラグアイに裏側があることを知っていて、なんとパラグアイの裏面のデザインを知っていました。
どうも学童の年上の友達から教えてもらったことがあったらしいです。
意気揚々と「さあ娘ちゃん、この国旗わかるかな?」などと声をかけたら
「パラグアイよ」と答えたので驚きました。
これは凄いなと思うのですが、今回、この一つをとって自慢をしたいわけではありません。
こういうフロックは子どもでも稀にあることです。
割と日常の中で自然に自ら関連知識を得てくるということがよくあります。
最近だと「睦月、如月、弥生・・・」「縄文、弥生、古墳、飛鳥・・・」といったことを学童で仕入れていました。
漢字の読み方を先行することのススメ
上の話は、漢字の読み方にも通じます。
日常から得られるものの一つに、身の周りには、物に記載されている漢字やテレビに映る漢字があります。
これらは1日の中で絶え間なく大量に目に入ってきます。
その目に入ってくる漢字は、読めないとただの「記号」でしかありませんが、読めると「語彙」として認識されます。
これは非常に大きいなと思っています。
読める漢字は、自動的に復習の機会が増えます。
これは圧倒的にコスパのいい学習です。
語彙数を増やす点でも漢字が読めることはかなり強力です。
よく親子の会話から語彙を増やそうという話があります。
もちろんこれは重要ですが、親子あるいは夫婦が交わす会話というのは案外狭い範囲の語彙で構成されることが多いので、得られる語彙も結構限定的です。
しかし漢字が読めると会話では得られない語彙が、身の周りの物やテレビそして読書から得られる機会が増えます。
もし未就学児のお子さんがおられる親御さんがこの記事を御覧になられたら、是非、漢字の「読み方」を早めに教えてあげることをお勧めしたいと思います。
私の感覚ですが、年長さんだと3年生か4年生くらいまでの漢字の範囲であれば、ギリギリ理解できる漢字が多く入っていると思います。
5・6年生の漢字でも部分的に抜粋して訓読みだけ教えてあげるというのもいいかもしれませんが、あまり無理する必要はないと思います。
お子さんの成熟度に合わせて教える範囲を決めれば良いと思います。
是非検討してみてほしいです。
最近のコメント