算数検定7級を受検!

算数検定7級を受けてきた!

本日、算数検定7級(5年生相当)を受検しました。
4月に8級(4年生相当)を受検して以来です。

過去問と今回の出来

6月後半から受検10日前までは下記の教材を使って総復習しました。

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10日前からは過去問を下記の問題集と協会HP掲載1回分の計7回実施しました。

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過去問7回の結果は30問中27、27、28、30、27、27、29でした。
失点はミスがほとんどで全7回のうち1問だけ理解不足によって失点しました。
そして本番はというと。

30問中25点でした!

なんか本番で失敗しました。
色々とやらかして帰ってきました。
まあいいんですけど。

7級はこれまでと違って、時間が少しタイトで毎回10分前後しか時間が残らない感じでした。
算数検定は上の級になるにしたがって合格率が少し落ちていくのですが、7級だけは6級よりも合格率が5%ほど低いです。
多分教科書レベルの内容でいうと、6年生よりも5年生の内容の方が難しいからではないかと思います。
これから6年生の内容を教える予定なので色々と教材を見ているところなのですが、6年生の教科書レベルの内容は、5年生の内容ほど難しくはないように思います。
もちろん「比」などは基礎は簡単ですが、他分野に応用するのは大変です。
あくまでも教科書レベルの話という事です。

7級では「速さ」が出ない?

7級は4年生と5年生の範囲から出題されます。
その中で「速さ」の単元については、過去問集と協会HP掲載問題の計7回では出題されていません。
協会の出題範囲表でも「速さ」は入っていません。
強いて言うと「単位あたりの大きさ」があるので、その単元内で「速さ」が出題される可能性はあります。
ちなみに6級の出題範囲表でも「速さ」は入っていません。

そこで我が家では、これを見越して「速さ」についてのみ、過去問集に入る前に特に重点的に復習しました。
総復習という意味では、本当はランダムな問題群の中で解かせたいところですが、仕方がないです。

算数検定の合格ラインについて思う事

算数検定は合格ラインが「全問題の70%程度」とされています。
算数検定の出題レベルは、最終問題以外は学校教科書レベルです。
得点率70%というと、ミスで10%ほど落していたとしても20%は理解不足ということになります。
教科書レベルで20%も理解不足というのは到底理解している状態とは言い難いと思います。
それにもかかわらず「合格」というお墨付きを与えられて、当該学年の教科書レベルは理解出来ていると錯覚するのは非常に怖いものがあります。

算数検定を上の級の合格を勝ち取るゲームとして捉え、上を上を目指すという方向性であれば、とにかく合格さえ出来れば良いと思いますし、これはこれで価値あるものだと思います。
しかし中学受験を念頭に子どもの学習の定着の度合いを測ることを目的とするならば、ミスさえなければ満点がとれるという状態を目指すべきだと思います。
あくまでも「検定の合格ライン」と「中学受験を前提とした基礎理解度の合格ライン」は別のものと捉えておいた方がいいと思っています。

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