【予習シリーズ】2023年度上巻申し込み開始!【11/11(金)】

2023年度版の予習シリーズ販売開始予定

新4年生の四谷大塚および提携塾に通う予定のご家庭にとって3年間使用していくテキスト「予習シリーズ」の4年生上巻がいよいよ販売になります。
早速購入して内容を把握し、「諸先輩方がどのように利用しているのか」あるいは「専門家がどのような利用法を勧めているのか」などといった研究をしておきたいところです。
うちも英進館を選択することが固まってきたので発売後すぐ購入予定です。

販売日程は下記の通りです。
【新3・4・5年生】
 ・申込開始日: 11/11(金)予定
 ・発送開始日: 11/14(月)予定

【新6年生 改訂版】
 ・申込開始日:12/9(金)予定
 ・発送開始日:12/12(月)予定

2年前にテキスト大幅改訂【算数編】

予習シリーズは2年前(今の5年生)にテキストの大幅な改訂がおこなわれており、すでに4年生5年生は改定後のテキストを使用して学習しています。
今回は算数についてのみ改訂の概要を書いておきます。
大きな改訂ポイントは「夏期講座に通常単元が組み込まれたこと」「単元の組み換え(基本的には前倒し)がおこなわれたこと」に集約されます。
4年生上巻~5年生上巻の教材には、従来の4年生下巻5年生下巻の単元が前倒しで入ってきていますし、夏期講習期間中も通常単元が進むことになりました。
5年生の夏期講習では、5年生下巻で頻出する「比」の基礎を重点的に学べるような配置になっており、その分だけ5年生下巻への取組みがしやすくなっているようです。要するに4年生と5年生(特に下巻)とで大きすぎた負担の差を、夏期講習も絡めて均したということです。

改訂に伴う4年生の負荷「増」

改訂後の夏期講習の期間は、一応、復習単元が用意されているものの新しい単元も進んでいくので、それまでに発生した弱点の補修にかけられる時間がかなり減ります。
よって4年生の毎週の学習に関しては、長期休みでの挽回を期待するような緩い取組み姿勢ではなく、新4年生2月のスタート時から着実に成果を挙げていくという姿勢で取り組んだ方が無難なのではないかと思います。従来言われていた「4年生はまだまだ楽だから・・・云々」という甘い言葉も頭から消去するつもりです。。

低学年のうちに計算力をつけておく事の重要性

低学年のうちに計算力をつけておく必要性については各所で言われていますが、テキスト改訂に伴うカリキュラムの前倒しによって、同時に計算力も早めにつけておく必要が出て来ました。
今、改訂前の予習シリーズを使って先取学習を進めていますが、改訂後のカリキュラムと照らして考えると、個人的な見解としては、新4年生になるまでの目安として「公文算数F教材の合格程度」「山本塾の計算ドリルで、たし算:レベル9・ひき算:レベル10・かけ算:レベル6・わり算:レベル7のクリア」くらいの計算力は最低限欲しいかなという気がします。出来れば山本塾のドリルも最後のレベルまで達した方が良いと思います。うちはこれを狙っています。
しかし、この2つの基準を達するのは、かなりの時間と根気が必要です。もし2年生以下のお子さんのおられるご家庭の方がこの記事をご覧になられたら、「公文算数F教材の合格の基準」と「山本塾の計算ドリルの合格の基準」については一度よく調べることをお勧めします。どういうアプローチであれ、お子さんがこれらの合格ラインに達していればいいのですが、もし達していなければ、合格レベルまでどれ程の乖離があるのかをしっかりと把握して、合格ラインに達するように早めに対処した方が良いと思います。
重要だと思うので、念を押して書きます。この2つの基準を達するのは大変な時間と根気が必要で、4年生になってからこれらの計算訓練などやっていたら、その間に他の子と差をつけられるだけなので、低学年のうちに十分に時間を確保して取組むことをお勧めします。
(低学年の全統小とか塾のテストの偏差値なんてどうでもいいから計算をなんとかしておいた方が絶対に良いと思う)

公文の基準に関しては公開されていませんが、下記のブログが参考になるかと思います。
私もペースメーカーとして大変お世話になりました。

山本塾の計算ドリルについては下記より購入できます。
山本裕一先生のYouTube動画も参考になると思います。

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我が家の予習シリーズを使った先取学習

うちでは、これまでに下記の取組みをしてきました。
①計算:公文F教材合格・山本塾の計算ドリル(現在進行中)
②1~3年生:RISU算数・公文や学研のドリル・ハイレベ100
③4~6年生:陰山ドリル・ハイクラスドリル500題の一部・予習シリーズの一部(現在進行中)

4~6年生の内容は、まず陰山ドリルとハイクラスドリル500題を使って教科書レベルの知識を習得させました。予習シリーズでいうと基礎中の基礎という感じです。その上で現在、予習シリーズの「必修例題」「類題」「基本問題」「復習問題」のみを押さえにかかっています。
狙いは下記の2点です。
①通塾後にすべての単元で致命的な穴を発生させないこと
②単元ごとの得意不得意を洗い出して通塾後に学習の濃淡をつけやすくすること
(不得意単元は基礎を充実させにかかる・得意単元は難問にも果敢に取組む)

低学年時から予習シリーズの先取学習をおこなうという方法は、正直いって万人に勧められるものではないと思います。テキストの内容は秀逸なのですが、低学年の子の理解力(脳の発達具合)では、取組みにくいと思います。
うちに関して言うと、早生まれの娘の脳の発達を待ちながらだったので、一時期は先取学習を停止して公文を利用した計算訓練で時間を稼いだり、4~6年生の教科書レベルだけを押さえるという段階を踏んだりすることで更に時間を稼いで、今ようやく予習シリーズに踏み込めたという感じです。それでも新4年生の数ヶ月は先取学習に時間を費やす必要がある計算です。低学年での予習シリーズを使った先取学習は、結構シビアな取組になるということは重ねて書いておきたいと思います。

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