【速報】2020年 久留米大学附設中学合格発表

2020年の久留米大学附設中学の入試結果

本記事では、2020年の久留米大学附設中学の入試結果をまとめました。
なお、数値は附設HPラ・サールHP英進館HP日能研HP全教研HPなどを参照しています。
【最新情報:2020年3月9日】

科目ごとの配点と時間

国語:150点(60分)…合格者平均:104.2点・受験者平均:87.6
算数:150点(60分)…合格者平均:  97.5点・受験者平均:75.4
社会:100点(40分)…合格者平均:  64.6点・受験者平均:52.8
理科:100点(40分)…合格者平均:  58.6点・受験者平均:47.3
合計:500点…合格者平均:325点・受験者平均:263

2020年の試験結果
定員  :160名
志願者数:654名(男子375名・女子279名)
倍率  :4.1
合格者数:208
合格最高:447
合格最低:290
合格平均:325
受験平均:263

詳細はこちら

総合点の平均などは例年通りでした。教科平均点も過去5年と比べても特段なものにはなっていません。強いて言えば、国語がやや易化、算数がやや難化というところでしょうか。

福岡の塾上位3塾

久留米大学附設

 英進館:日能研:全教研
 (2020)1492917
 (2019)113:40:33
 (2018)163:64:33
 (2017)162:47:28

合格者数208名
英進館149名(昨年から36名増)
日能研 30名(昨年から10名減)
全教研 17名(昨年から16名減)

ラ・サール

 英進館:日能研:全教研
 (2020)108792
 (2019)111:92:4
 (2018)176:95:23
 (2017)174:73:27

英進館108名(昨年から3名減)
日能研79名(昨年から13名減)
全教研 2名(昨年から 2名減)

ラ・サール+久留米大学附設

 英進館:日能研:全教研
 (2020)25710919
 (2019)224:132:37
 (2018)339:159:56
 (2017)336:120:55

英進館257名(昨年から33名増)
日能研109名(昨年から23名減)
全教研 19名(昨年から18名減)

 

英進館の圧勝となりました。全教研は附設+ラ・サールで昨年の半数未満となりました。
英進館の圧勝の事情は分かりませんが、問題予想が当たったのか、教育方針が爆発的に成功したのか、少し探っていく必要がありそうです。

ここまで圧倒的だと、優秀な小学生は、更に英進館に集まるようになってしまうのではないでしょうか。

8 件のコメント

    • ご指摘ありがとうございます。
      たしかにお知らせいただいたサイトで見ると2016年は日能研がトップですね。
      なお、記事内の文章は改変しております。
      今後ともよろしくお願いいたします!

  • 以前投稿させて頂いた者です。
    ちょうど20年前の実績ですが、附設合格者175人中、英進館72人、全教研60人でした。

    当時は福岡県と熊本県にしか英進館の教場がなく、一方で全教研は九州他県にも教場があったという事情があるとは言え、英進館と全教研にそれほど大きな差はありませんでした。英進館と全教研以外にも、今はもう存在しないトップN、筑紫修学館という塾も2桁近く合格していました。

    現状だと、附設志望だと英進館以外を選択するのはちょっと勇気が必要なくらい、圧倒的な強さになっていると思います。5年後、10年後は更に寡占化が進みそうです。

    因みに、英進館と附設の教育システムは似ている部分がありますので、英進館の勉強に慣れると附設入学後は楽です。

    • OBですさん
      今回も貴重な情報ありがとうございます。
      20年前の附設合格者175人中、英進館72人、全教研60人という記録は貴重ですね。
      このままいくと寡占化どころか、全教研は無くなるまであり得るのではないかと懸念してしまうくらい、親御さん達にはセンセーショナルな結果になったように思います。

      英進館と附設の教育システムは似ている部分があって、英進館の勉強に慣れると附設入学後が楽というのは、内部におられた方の貴重なお話で、大変参考になります。英進館のHPにも英進館社長と附設校長との対談記事が載っていたりしますが、特にここまで附設生に占める割合が高くなると、子供たちの未来に視点を置いた両者の連携や意思疎通は、九州の人材育成の観点からも大変重要なことだと思っています。

      いつも貴重な情報ありがとうございます!

      • 舌足らずでしたが、英進館と附設のカリキュラムの共通点は、

        受験学年になる前は予習中心で、受験学年になったら演習中心(テストゼミ形式)

        中学生から毎週テストが実施(英進館の場合は四谷大塚の週テスト、附設の場合は英数テスト)され、成績不振者は補習

        テストの順位は毎回出し、上位者はランキング形式で公開(ラ・サールではランキングの公開はしていない)

        明確なターゲットの存在(英進館は灘、附設、ラ・サール、附設は東大、京大、国立医学部、もっと言えば東大と九大医学部)とそれに向けたカリキュラム

        この4点です。

        僕は英進館で勉強していたので、附設のカリキュラムにもスムーズに適応できました。

        僕は今後、九州に戻ることはないと思いますが、もしも子供が九州で中学受験をする場合、英進館か日能研かの2択になると思います。

        基本は英進館の方向性で考えますが、日能研には日能研の良さがありますし、英進館の体育会系の雰囲気がどうしても苦手なら、日能研を選択すると思います。

        • OBですさん
          更に具体的な内容ありがとうございます。
          私もですが、本ブログの読者にとっても大変有意義な情報となると思います。
          英進館か日能研かという選択は多角的に検討したいところです。
          正直、全教研については一歩後退したかなという感じで見ています。
          うちの場合は、4年からの通塾として3年後なのでじっくりと情報収集したいと思います。
          そういう意味でもOBですさんからの情報は貴重なものとなっておりありがたい限りです。

    • 全教研はちょっとつらい位置にきてしまったかもしれませんね。
      塾の規模からしても生徒数の維持が大変なんじゃないかなと想像しています。

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