【ハイレベ100】特殊算をやるかどうか

ハイレベ100

現在、算数は「4年生の計算分野」「1年生の応用」を進めていて、「1年生の応用」については「ハイレベ100」を使っています。

ページ数で言うと1ヶ月程で75~80%終わっています。
平均的な正答率としては、標準:95%、ハイレベ:80%、最レベ:60%という感じです。
1年生の問題集は、基礎が確立していて問題に書かれているゲームルールさえ分かれば、最レベのページであろうがなんだろうが、そのうちに対応できるようになると思います。
出来なかった問題は何回かやれば、そのうち誰でも出来るようになると思うので、時間の問題であって特にどうということはない話です。

問題はそういう点ではありません。
もうしばらくすると終盤に特殊算(こよみ算、やりとり算、和差算)が控えていますが、ここをどうするか思案中です。
さてどうしましょうか?

特殊算の登場パターン

特殊算が出てくるタイミングは、教材によってかなり違います。
知る限り3パターンに分けられるかなと思います。

(1)1~3年生の応用問題集から登場(例:ハイレベ100・最レベ・トップクラス)
(2)4年生からの通塾のタイミングから登場(例:四谷大塚の予習シリーズ)
(3)教科書に沿った6年生の内容の後でまとめて登場(例:RISU算数)

ちなみに私が小学生の頃に塾で取られていた方法は(3)でした。

特殊算の中には1~3年生の知識があれば理解出来る内容があります。和差算などはその典型です。
それで1~3年生の問題集でも特殊算が扱われています。
しかし教科書の流れで考えると、特殊算はやってもやらなくても6年生の内容まで影響はありません。

和差算あたりは、4~6年生の基礎的内容よりも低学年の子にとっては理解しやすい分野ではないかと思います。
そういう意味では、1~3年生でも理解できる範囲の特殊算を先にやるのもアリだと思います。

さてどうしましょうか?

ハイレベ100と予習シリーズの特殊算を見比べてみた

手元に「予習シリーズの4年生上」と「ハイレベ100の1~3年生」があるので中身を比較しました。
予習シリーズ4年生上では「和差算」「植木算」「周期算」「つるかめ算」が出ており、ハイレベ100では「1年」「2年」「1年」「不出」という対応になります。
内容の構成を見比べると、教える側から見れば「予習シリーズ」の方がやりやすい印象があります。

先の話になりますが、4~6年生の計算が終わったら4~6年生の計算以外の内容に入っていこうと思います。
ここで使う教材として、予習シリーズを使うかその他の教材を使うかについてはまだ決めていません。
予習シリーズを使うのであれば、低学年のこのタイミングで特殊算の基本的なところだけやるのもアリかもしれません。
一方、特殊算が出てこないような教材を使用するのであれば、特殊算は丸々すっ飛ばした方が合理的だと思います。

さてどうする?

結論:後回しにする

正直いうと、どっちでもいいかなという感じはしますが、やって得になるような要素も見当たらないので後回しにします。
逆に今やらなくても損もしないと思います。4年生以降の内容に入るタイミングでの娘の状態を見てから判断しても遅くはないです。

低学年用問題集の使い方

一つだけ頭にいれておかなければならないのは、低学年で特殊算に取組んだ場合、仮に躓いた際に代替となる市販の教材が少ないということです。
教科書に準拠した内容であれば、使い勝手の良い市販教材は多種多少にありますが、特殊算を扱う教材は高学年のものが多く、低学年の子に説明するには、読めない漢字が多かったり、わかりにくい言い回しになっていたりするので、子どもにとっては理解しづらいと思います。
この点では、低学年で特殊算を進めると損する可能性はでてきますね。

市販の問題集は前から順番に全部やらなければならないというルールはありません。
例えば今回取り上げている特殊算などは、やらなくても2年生以降の取組みに影響はないので、飛ばすという選択も十分アリだと思います。
明確な戦略を持って特殊算にも取り組むというのは良いと思いますが、「教材に含まれているからやらなきゃいけない!」という強迫観念で子どもにやらせるのは、ちょっとマズいかなと思います。
各家庭の戦略が根本にあると思うので、その軸に従ってやることを決めるというのが自然な在り方だと思います。

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