夏休み36日間→13日間
西日本新聞の記事より
福岡市教育委員会は15日、市立の小中、特別支援学校について今年の夏休みを8月7~19日の13日間とすることを明らかにした。当初予定した7月22日~8月26日(36日間)から大幅に短縮した。また、授業時間を10分短くして小学校は35分授業、中学校は40分授業に変更。1日の授業こま数を最大7時間に拡大するなどして、臨時休校による学習の遅れを解消させる。
学校が再開する21日から27日までは学年別に分散登校。28日から各クラスを2グループに分けて交互に登校するが、同じ地域の子どもが同じ日に登校できるよう配慮する。入学式は新入生の人数によって時間帯をずらすなど各学校で工夫。全校生徒が通常通り登校する全面再開は未定という。
という感じで福岡市の授業などは進みます。
関東関西はここから1~2週間分の遅れが出そうな気配なのですが夏休み返上ですかね?
カリキュラムを上手に削るしかない気がしますがどうなんでしょうか。
塾の夏休み追い込めない問題とすでに差がついている問題
夏休みで差がつかない・差が縮まらない
中学受験では夏休みの過ごし方で、その後の出来が変わるという話は、もう誰もが良く知る内容です。
福岡市では夏休みが39日→13日と1/3になります。
夏休みで成績が大きく変わる理由はいくつかありますが、一つに学校に行かない分を受験勉強に充てることが出来る点です。
このチャンスタイムが39日→13日となると従来の戦略が通用しなくなることは軽く想像できます。
関東関西はもっと短いかもしれないと考えると更なり。
とはいえ、皆同じ条件なのでこれからしっかり構えれば良い話です。
実は休校期間差がついてしまっている
問題は過ぎ去ったこの臨時休校期間、ここですでに大きな差が生まれていることはこれも軽く想像できます。
身に覚えのある5~6年生のお子さんがおられるご家庭は、残りの休校期間の過ごし方を今からでも見直さないと取り返しのつかない事態になるのではないでしょうか。
5・6年生はこの間に弱点を克服するチャンスだったと思います。
(大きな弱点のない上位層だとあまり関係ないでしょうけど)
ここで取りこぼしが残っていると、夏休みが期待できない分このまま1年を突っ走ることになります。
私が色々な情報を見ている限り、塾からの指示はどちらかというと夏休み仕様というよりも通常の仕様をベースにしている感じがします。
危機感の強い親御さんであれば、あの特有の夏休み受験勉強モードで家庭学習を進めたんじゃないかと思いますが、通常のイレギュラー版のようにとらえていた場合、結構怖い気がします。
正直、未曾有の事態なので、塾もそれなりに対応してくるでしょうが、どうなるのかは簡単は想像できませんが、結構残りの期間は気を引き締めていく必要があるのではと感じています。
こうなってくると、塾無しでトライしている家庭の方が強いかもしれません。
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