漢字検定【もどき】8級を受検

漢字検定【もどき】を受検

今週は、娘が某所にて「漢字検定もどき8級」を受検しました。
検定の概要は下記の通りです。

【「漢字検定もどき」の概要】
・年3回実施される(今年は今回で3回目):本家漢検と同じ
・難易度:本家漢検と同レベル
・問題数や配点:50問で100点満点
・級は各学年の漢字を1/3ずつの量で区分されている。
 例)1年生の範囲:10-A級、10-B級、10-C級
   2年生の範囲:9-A級、9-B級、9-C級  など
・70/100で合格、96/100で特待合格となり、特待合格は「次回はどんな級を受けても良い」というボーナス付。

【娘の過去の成果】
・過去2回は10-A級(1年生範囲)と9-C(2年生範囲)で特待合格(共に96点)。
今回(第3回)は、特待合格によって得られたチャンスを使って8-C(3年生の範囲)の試験に挑んだ

過去2回から特待合格の96点というのは、ミスのみの失点しか許されないレベルの実力が必要だと思います。

10級(1年生)と9級(2年生)の学習方法

これまでの10級(1年生)と9級(2年生)では下記の要領で進めてきました。

【読み方】
年長の時に「楽しく読んでスラスラおぼえる〇年生の漢字童話」と「陰山ドリル漢字」を使って音読させて覚えました。
・基本的に「楽しく読んでスラスラおぼえる〇年生の漢字童話」では長文を通じて「陰山ドリル漢字」では短文を通じて文の前後関係から意味を含めて習得していきました。

【書き方】
・漢字の書き方は、まず「漢字練習ノート 小学3年生 」を使って字形を覚えました。
次に「楽しく読んでスラスラおぼえる〇年生の漢字童話」と「陰山ドリル漢字」の穴埋め式の熟語を単発で覚えました。
・同じ本の中の漢字なので読み方が出来ていれば書き方は単発で覚えても大丈夫だという考えで進めました。

楽しく読んでスラスラおぼえる1年生の漢字童話 コンとこんきち (学年別漢字童話シリーズ1)楽しく読んでスラスラおぼえる2年生の漢字童話 星のおくりもの (学年別漢字童話シリーズ2)
陰山ドリル漢字 小学1年生陰山ドリル漢字 小学2年生

【仕上げ】
・最終的には漢検5回分を使ってどの程度出来るかを確認しました。
・1年生2年生の漢字は意味の取れる熟語の数が少ないので上記の「楽しく読んでスラスラおぼえる〇年生の漢字童話」と「陰山ドリル漢字」だけでも概ね熟語はカバー出来ました。
・9級だけは漢検5回分でどの程度出来ているかを確認しました。

【結果】
・本番の試験では96点(100点満点)で特待合格を取れました。
・失点はミスだけでした。ひらがなで書くところをカタカナで書いたり、送り仮名が不要なのに送り仮名まで書いていたなど、不思議なミスをしていました。

8級(3年生)の学習方法

8級(3年生)では上記の10級(1年生)と9級(2年生)とは少し方法を変えました。
というのも3年生くらいからは熟語の数が一気に増えるので「楽しく読んでスラスラおぼえる〇年生の漢字童話」と「陰山ドリル漢字」だけでは不足すると考えたからです。
そこで下記の要領で進めました。

【読み方(ベース)】
・年長の時に「楽しく読んでスラスラおぼえる3年生の漢字童話」と「陰山ドリル漢字」を使って音読させて覚えていました。(10級9級と同じ)
・この時点で読めるレベルは漢検での90%以上はカバーできています。

【書き方(ベース)】
・漢字の書き方は、まず「漢字練習ノート 小学3年生 」を使って字形を覚えました。(10級9級と同じ)
次に「陰山ドリル漢字」の穴埋め式の熟語を単発で覚えました。10級9級と違うのは「楽しく読んでスラスラおぼえる〇年生の漢字童話」を使わなかったところです。
 「楽しく読んでスラスラおぼえる3年生の漢字童話」で単発で出てくる熟語は漢検よりも難しく、現時点で覚えるにはちょっと早いかなとという熟語が結構あったためです。

上記の時点で漢検レベルだと読み方は90%程、書き方は80%程の出来です

【読み方・書き方(仕上げ)】
・仕上げは漢検の過去問5+12=17回分を使って進めました。
・1年分を2~3回に分けて算数や英語の学習後で時間がある時にやりました。そういうわけでやれない時もしばしばでした。
・なお読み方については回答を書かせずに読み上げによって実施しました。読み方は書いたら時間がもったいないという考え方です。
17回で全ての問題を解くわけではありません。2回出てきた問題で連続で正解していれば、その問題は先回りして斜線を入れて次回以降解かなくて良いようにしました。
・誤答のみ日を置いて再度解かせます。また正解はしているけれど書き順などが間違っている問題も誤答をして進めました。
・ちなみに17回分やっても17回目で新出問題が見つかるなど、やはり3年生以降の熟語は範囲が広いです。
・今回、まとまった問題集を使わずに試験問題を使ったのは8級からはやや出題形式が変わるため、それになれることも兼ねているからです。
 親としては手間がかなりかかります。4年生以降はまとまった問題集のような物の方がいいかもしれないなと思っています。

【結果(娘の試験後の感想まで)】
・娘によるとわからなかった問題が1つあったという事です。
 具体的に聞いてみたら上記の17回の試験でも出ていなかったものでした。
 3年生くらいになると熟語の範囲が大幅に広くなります。
・これまで2回の試験から鑑みるにミスは2問くらい見ておかないといけないので特待合格の96点以上はかなり難しいと踏んでいます。

漢字と計算は3年生2月までに仕上げたい

漢字と計算を仕上げるのにはかなりの時間を要します。
3年生2月の通塾直前には、下記くらいまでは仕上げておいた方がいいかなと思っています。

漢字:漢検レベルではいつでも90%以上の得点が取れる
計算:公文算数のF教材をクリアする程度

なお漢字は、日常の読書や難しい国語の文章問題を読む際にも必須なので、3年生2月までといわずに早めに仕上げていった方がお得だと思います。
計算は解ければ良いというわけではなく高い水準でのスピードと正確性が必要なので、親がその水準設定を誤らないなように注意が必要だと思います。

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