本を作ると言い出す
3日前、早く帰宅出来たので娘を保育園に迎えに行きました。そして帰ってから1時間後に算数しようと娘と約束し、それまでの間は自由に遊ぶことにしました。
その遊びの時間に娘が「お父さん、今から本作るね」と言ってきました。本を作る宣言は初めてでしたが、特に変わったことでもないので、はいはいと日常の受け答え。
数分後、折り紙を8枚くらい束ねて二つ折にしたものを持ってきました。「ほら!本できた!」とのこと。折り紙の使い方セレブ過ぎるな。などと思いながらも、まあ特に変わったことでもないので、はいはいと日常の受け答え。
漢字の本を作る
数分後、「お父さん!漢字書いた!」。何かと思ったら、先ほどの本と称される二つ折りの折り紙の束に、木と朝の左側だけを書いていました。「すごいねえ!」などと驚いていると、更に「漢字の本を作りたい」とのこと。
「これは、めちゃめちゃいいパターン来たか。。。」と思わず心躍りました。すぐに幼児用の25文字くらいの漢字の書かれた表を持っていくと、一心不乱に見よう見まねで書き始めました。
「これチャンスだな」と思い、以前、私の確認用に作ったラミネート加工した2年生の漢字表があったので、画数も多いしどうかなと思いつつ、「これもどう?」と渡してみました。「貸して!」と奪い取り、その後30分一心不乱に書き続けました。
その後、夕食が終わり、娘から「お父さんお母さん手伝って!!」とリクエスト。また黙々と本作成に取り掛かりました。結局お風呂に入るまでずっと書き続けました。その日の算数はキャンセルしました。
翌日はどうなのか?
まあ一過性のものかな?と思いながらあ翌日は見ていましたが、特に前日の漢字の本へ意識が向くこともなく、トランプ遊びに夢中でした。そんなもんだよな。とその日は思いました。
更に翌日
昨日、急に「本の続き書く!」と言い出し、またも一心不乱状態。
一通り作業を終えてインタビューを敢行してみました。
博士:漢字書くの好きなん?
娘 :好き!
博士:漢字覚えたい?
娘 :覚えたい!
これは、キタ感じがします。しますが、ここで私が有頂天になって焦って与えすぎると漢字を書くのが嫌いになりかねません。なので、とりあえず一日置いて昨日、もう一度漢字への意識を観察してみました。とりあえず、本を作るという中での漢字を書く作業は楽しいらしいです。
感想と今後の方針
これはすごいと思いました。遊びの中で漢字を書くことを自ら織り込むとなると、これは勉強全体から考えるとかなりのアドバンテージです。
現在、一日20~30分程机について勉強していますが、勉強としての集中力でいうとこれが限界です。5月は算数のみを進めましたが、6月はここに漢字学習を入れていこうと考えています。しかし漢字は、まず覚えるだけでもかなりの時間を要し、更にメンテナンスで時間を使います。
ここに遊びで漢字学習の時間を補完してくれればものすごく時間が確保できることになります。
私の考えでは、漢字については、日常で自然と復習が効くレバレッジのかかりやすい「読み」の方はいくらでも先行するけれど、「書き」については、日常での復習が困難なので、後回しにすることを考えていました。
ただし、もし日常の遊びの中で自ら漢字を書くことがあるのならば、書きの方もある程度先行してもいいのかもしれません。もし遊びの中で漢字を書く習慣が出来れば大きいです。とてつもなく大きいです。
そこで、少し興奮気味の私の気持ちを落ち着けつつ。このきっかけをうまく次につなげられるようじっくり思案したいと思います。
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